車を廃車にするには?手続きの流れ・費用・廃車にしない選択肢まで

車を廃車にする流れは、依頼先選び・書類準備・引き渡し・廃車手続き・税金と保険の精算確認の5段階です。

この記事は、はじめて廃車をする方に向けて、買取・引き取りと手続きの代行を扱うROOTS Plusが書いています。何を頼み、どの費用と書類を確認するかを整理します。

廃車とは、車の使用をやめるため、登録や車検証の返納などの手続きをすることです。解体する場合と、車を残して一時的に使わなくする場合では手続きが違います。処分を決める前に、買取になるかも確かめてください。

普通車と軽自動車では何が違う?

普通車は運輸支局で登録の手続き、軽自動車は軽自動車検査協会で返納などの手続きをします。

目的 普通車 軽自動車
車を残して使用を休止する 一時抹消登録 一時使用中止
解体して使用を終える 永久抹消登録。一時抹消済みなら解体届出 解体返納。一時使用中止済みなら解体届出

普通車の一時抹消登録は登録を一時停止する手続き、永久抹消登録は解体した車などの登録を終了する手続きです。所有者が申請する制度です(道路運送車両法第15条・道路運送車両法第16条)。

軽自動車の一時使用中止は車検証を返納する手続きです。解体した場合は、引取業者から解体報告の連絡を受けてから解体返納を申請します。必要書類は軽自動車検査協会の案内で確認できます。

廃車はどの順番で進める?

費用と名義を確認して依頼先を決め、書類・引き渡し・手続き・精算確認の順に進めます。

  1. 依頼先を決める:買取査定と処分費用を比べ、引き取り・手続きの費用を含む最終額を確認します。
  2. 書類をそろえる:車検証の所有者と現在の氏名・住所を確認します。種類別の窓口案内と必要書類の記事を参照してください。
  3. 車を引き渡す:動かない車は、保管場所と積載車が入れるかを伝え、運搬方法を決めます。解体する場合は解体報告の連絡を受けます。
  4. 廃車手続きをする:普通車・軽の区分と目的に合う手続きを行い、代行なら完了予定日と確認方法を決めます。
  5. 税金と保険を確認する:戻るお金の条件、申請する人、買取額に含まれるかを確認します。一律に返金されるわけではありません。

自分で手続きする場合と代行では、何が違う?

自分で申請するなら窓口への書類提出を行い、代行なら準備する書類と任せる範囲を先に決めます。

申請窓口に車を持ち込む必要はありません。解体する車の搬送先と、書類を提出する窓口は別です。普通車は所有者の申請が基本で、代理人が申請する場合は委任状を用意します。

普通車の一時抹消登録・永久抹消登録では、所有者の発行から3か月以内の印鑑登録証明書も用意します。車検証と現在の氏名・住所が違う場合の書類は、国土交通省の抹消登録の案内で、自分が行う手続きの欄を参照します。

軽自動車の代理手続きでは申請依頼書を使います。必要な人の依頼書や添付書類は手続きごとに異なるので、一時使用中止と解体返納の案内を分けて読みます。

軽の解体返納では、引取業者から受け取る使用済自動車引取証明書にあるリサイクル券番号(移動報告番号)を記入します。解体報告の連絡を受けてから申請する流れと合わせ、軽自動車検査協会の必要書類に沿って進めます。

引き渡しから完了までは何日かかる?

一律の日数では決まらず、書類の準備、解体報告、申請、支払いのどこまで終えるかで変わります。

段階 日程を決める材料 依頼前に決めること
書類の準備 所有者の名義、住所・氏名の変更、ローン会社の書類 誰が何を用意し、いつそろうか
車の引き渡し 保管場所、車の状態、搬出の予約 車を置ける期限と引き取り日
解体・申請 解体報告の時期と、必要書類がそろう時期 手続きの完了予定日と証明書類
支払い・精算 買取額、支払方法、税金・保険の扱い 支払日と、別に戻るお金の申請担当

ローンが残り、所有者が販売店や信販会社の場合は、先にその会社へ連絡します。残っているローンを精算してから所有権解除の書類が届くまで、会社によって異なりますが、2週間ほどが目安です。納税の確認などを理由に解除に応じない場合もあります。

普通車の解体による永久抹消登録には、解体報告記録がなされたことを知った日から15日以内という申請期限があります。これは作業全体が15日で終わるという意味ではありません(道路運送車両法第15条)。

ROOTS Plusでは、事前にLINEで写真と車検証をいただき、実車の状態が事前の情報と違わなければ、実車査定は30分〜1時間ほどです。これは現場での査定時間で、解体や返納などの完了日数とは別です。出張・来店はどちらも予約が必須です。

代行した手続きが終わったか、何で分かる?

車を渡した日の控えだけでなく、申請した手続きに合う公的な書類で確かめます。

  • 普通車の一時抹消登録:登録識別情報等通知書
  • 普通車の永久抹消登録:登録事項等証明書の交付を請求して確認
  • 軽自動車の一時使用中止:自動車検査証返納証明書

「廃車証明書」という呼び方だけで済ませず、どの手続きについて何の控えを渡してもらうかを決めます。軽の解体返納も、引き渡しの記録と申請完了の確認方法を分けて依頼先と取り決めましょう。

税金や保険は戻る?

制度ごとに条件が違い、車を渡しただけで全部が戻るわけではありません。

  • 普通車の自動車税は、抹消登録月の翌月から年度末までが月割の対象です。3月に抹消した場合、当年度の還付はありません。軽自動車税には月割の還付がありません。
  • 自動車重量税は適正に解体し、車検の残りが1か月以上ある場合が対象です。普通車は永久抹消登録・解体届出、軽は解体返納・解体届出と同時に還付を申請します。
  • 自賠責保険は交通事故の相手の人身被害を補償する保険です。廃車に伴う解約は保険会社に手続きし、解約日から満期まで1か月以上残っている場合に返戻があります。任意保険の返金・中断は契約先に確認します。

詳しくは廃車と税金・保険の返戻へ。買取では、還付見込みを含む提示額と別受取のお金を重ねて数えないようにします。

費用はいくらかかる?

依頼先と車の状態によって変わるため、解体・運搬・代行を含む合計額で確認します。

「解体費2〜3万円」という目安が示されることがあります。なぜ費用が出るのでしょうか。解体そのものに加え、運搬や書類の代行をどこまで頼むかで見積もりが変わるためです。この目安は全国共通の料金ではありません。

ただし当社は、自社工場で部品・素材の価値を評価し、買取としてご案内できる場合があります。査定・引き取り(レッカー込み)・名義変更などの手続きは無料です。未払いの料金や不足書類の扱いも含め、依頼前に確かめます。

その廃車、本当に0円の車ですか?

廃車予定でも、車の状態と売り先によって買取価格がつく場合があります。

まだ乗れる車は国内・海外で車として販売する道を確認します。もう一度乗る形が難しい車は、部品・素材の価値を確かめます。年式だけで解体と決めず、処分費用と買取額を並べてください。

仙台・宮城県北のクルマ買取センター ROOTS Plusを運営する株式会社ROOTSは、車の価値を再生することを事業の軸にしています。もう一度乗る形では難しい車でも、部品や素材としての価値や、海外での需要が残る場合があるからです。その価値を生かすため、車を出す先を自社で持っています。

  • 自社のリサイクル工場での解体・部品取り・資源化(仙台・札幌・東京の自社3工場。累計60,000台以上、年間15,473台)
  • 海外への輸出ルート(株式会社ROOTSの貿易事業)
  • 買取から販売までの自社の流れ

解体する車の値段は、エンジン・触媒・素材(鉄やアルミなど)の、その時の海外の相場で決まります。そのため、走った距離や年式では、ほとんど変わりません。

間に業者が入らないぶん、その分を買取価格に回せます。価格は1台ごとに積み上がった実売のデータが根拠です。


他社で買取ができなかった車や、年式が古い車、廃車を考えるような車でも、排気量ごとに最低買取保証額がついています。「最低」なので、同額かそれ以上が確定するという意味です。

  • 軽自動車(たとえばワゴンR、タント、パレットなど)・1500cc未満 …… 4万円
  • 1500cc以上 2000cc未満 …… 6万円
  • 2000cc以上 2500cc未満 …… 8万円
  • 2500cc以上 …… 10万円

車台番号が確認でき、車体や主な部品が大きく欠けていなければ、原則として対象になります。適用の条件は車の状態で変わるので、実際の金額は査定で確かめてください。

廃車予定という理由だけで保証の対象から外れるわけではありません。車台番号が確認でき、車体や主な部品が大きく欠けていないことなど、上の条件を満たすかを確認します。

提示額は手元に残る金額としてご案内し、合意後に手数料を後出しで差し引くことはありません。ただし、写真の加工や傷・故障の隠しによって実車と申告が違えば、査定の変更が必要です。ありのままの情報を送り、受ける側も誠実に確認する、双方の協力が前提です。

無料査定・LINE査定はこちら

廃車の流れでよくある質問

車検切れの車も廃車にできますか?

手続きは相談できますが、そのまま公道を走って持ち込めません。道路運送車両法第58条に有効な車検証を受けていない車の運行禁止が定められています。車の状態と場所を伝え、引き取りを依頼してください。

手続きは何日かかりますか?

必要書類と手続きの種類、解体報告の時期によって変わります。依頼先に完了予定日と連絡方法を確認してください。

ローンが残っていても廃車にできますか?

所有者がローン会社や販売店なら、その会社への確認と承諾が先です。所有権解除とは、ローン会社などの所有者名義を外すための手続きです。会社が指定する精算と書類の段取りを確認します。廃車にしても返済はなくなりません。

廃車を決める前に、費用と買取額を比べる

書類、運搬、手続き、精算まで含む条件を先にそろえると、処分を頼むか買取に出すかを判断できます。所有者を示す書類がない車は、当社では買取も引き取りもできません。写真と書類を一緒に確認させてください。

出典:国土交通省「抹消登録」/軽自動車検査協会「一時使用中止」/同「解体返納」/宮城県「自動車税種別割税率一覧表」注3/仙台市「軽自動車税について」/国税庁「自動車重量税の廃車還付制度」Q4・Q6・Q20/日本損害保険協会「自賠責保険の解約」。自社の対応・査定・保証はROOTS Plusの案内に基づきます。最終更新:2026年9月21日

車の写真と車検証を公式LINEへお送りください。受付は24時間です。送ると、まず最低買取保証額がすぐに届きます。同時にROOTS Plusにも写真が届くので、すぐに査定に入ります。そのうえで、人が確認した正式なオンライン査定価格をお届けします。しつこい営業はありません。正直に成り立つ取引なので、写真の加工や、傷やへこみを隠すことはなさらないようお願いします。→ 無料で今すぐ買取価格を知りたい

▶ 廃車・車の処分 のまとめガイド車の処分方法は4つ。動かない・古い・相続・車検切れでも選べる道【仙台・宮城県北】