廃車のタイミングはいつ?13年・20万km・修理代の3つの目安と、もう1つの物差し

廃車のタイミングに決まった基準はなく、「新車登録から13年」「20万km・20年」「修理代が買い替えを超えたとき」の3つがよく挙げられます。

この記事は、古くなった車を「そろそろ廃車かな」と思いながら、決め手がなくて先延ばしにしている方に向けて書いています。

「まだ走るのにもったいない」「税金が上がるって聞いたけど本当か」「修理に15万円かけるか、手放すか」。廃車の判断は、税金・修理代・気持ちの3つが絡みます。ここでは3つの目安を先に置き、そのあとで「同じ古い車でも金額が割れる理由」と「どこを比べるか」を順に説明します。

廃車とは、車の登録を抹消して、公道を走れない状態にする手続きのことです。解体して登録をなくす「永久抹消登録」と、使うのを一時やめる「一時抹消登録」があり、軽自動車では返納の手続きになります。

廃車の目安は何?よく挙がる3つ

  1. 新車登録から13年。維持費の段差が来る年です。
    • 自動車税:年度のはじめに13年を過ぎているガソリン車・LPG車で、おおむね15%重くなります(ディーゼル車は11年が基準。電気自動車や、ガソリンを燃料とするハイブリッド・プラグインハイブリッドなどは対象外)
    • 自動車重量税:車検のときに払う税も上がります。エコカー減税の対象外の自家用乗用車なら、0.5トン以下で年あたり4,100円が5,700円に。18年でもう一段上がるのは重量税だけで、同じ区分で6,300円です(自動車税に18年の追加はありません)
    • 軽自動車:別の制度で、自家用乗用(四輪)の軽自動車税は13年を過ぎると12,900円になります(電気軽自動車やガソリンハイブリッド軽自動車などは対象外)
  2. 走行距離20万km・20年。部品の劣化が重なり、修理の頻度と額が増える境目として語られます。
  3. 修理代が乗り換えの負担を超えたとき。比べるのは「これから直して乗り続ける費用」と「乗り換えの負担(次の車の取得にかかる総額−いまの車を売った手取り)」です。車検の見積もりで気づく人が多い段です。

時期で言えば、3月(4月1日の課税前)と車検の直前が「廃車の手続きをするなら」の定番です。

13年・20万kmを超えたら、もう値段はつかない?

ここが判断の分かれ目です。国内の中古車として再び売る価値は、確かに年式と距離で下がります。ただし車には、部品としての価値、鉄やアルミなど資源としての価値、海外での需要という別の物差しもあります。国内では値段がつきにくい古い車が、海外では現役で走る例は珍しくありません。

だから、同じ古い車でも店によって金額が割れます。査定額は車の状態だけで決まらず、その店が買った車をどこに出せるか(出口)で変わるためです。出口には、国内での再販、業者オークション、部品や資源としての再利用、海外への輸出があります。出口が1つしかない店は、その出口で売れる値段までしか出せません。出口が複数ある店は、その車にとって高く売れる先を選べます。

「この車は値段がつきません」という言葉も、車の価値が0という意味ではなく、その店の出口では値段にならない、という意味のことがあります。ただし出口があれば必ず値段がつくわけではなく、買い取れる条件は店ごとに違います。だから古い車ほど、1社の返事で「やはり廃車か」と決めないでください。

古い車で比べるのは、処分費用ではなく手元に残る金額

もう1つの物差しが、最後に手元がいくら増えるか(あるいはいくら減るか)です。廃車はお金を払って引き取ってもらうもの、と思われがちですが、実際にはレッカー代・解体費・書類の代行料が引かれるかどうかで結果が変わります。提示額が同じでも、それらが別途かかる店と無料の店では、残る金額が違います。見積もりのときに次の3つを聞けば、比べられる形になります。

  • その金額は確定額か。現車を見たあとに下がることはあるか
  • 引き取り・解体・書類の手続きに、別途かかる費用はあるか
  • いつ支払われるか。自動車税やリサイクル料金の扱いはどうなるか

この2つ(出口と手元に残る金額)を足すと、「13年だから」「20万kmだから」ではなく、その車で実際に動く金額で決められます。

2つの物差しで見ると、ROOTS Plusはどうか

仙台・宮城県北のクルマ買取センター ROOTS Plusを運営する株式会社ROOTSは、車の価値を再生することを事業の軸にしています。もう一度乗る形では難しい車でも、部品や素材としての価値や、海外での需要が残る場合があるからです。その価値を生かすため、車を出す先を自社で持っています。

  • 自社のリサイクル工場での解体・部品取り・資源化(仙台・札幌・東京の自社3工場。累計60,000台以上、年間15,473台)
  • 海外への輸出ルート(株式会社ROOTSの貿易事業)
  • 買取から販売までの自社の流れ

解体する車の値段は、エンジン・触媒・素材(鉄やアルミなど)の、その時の海外の相場で決まります。そのため、走った距離や年式では、ほとんど変わりません。

間に業者が入らないぶん、その分を買取価格に回せます。価格は1台ごとに積み上がった実売のデータが根拠です。

手元に残る金額については、査定・引き取り(レッカー込み)・名義変更などの手続きが無料で、提示額から後出しで差し引くことはありません。お支払いは、最短ですと、その場での現金、即日・翌日のお振り込みとなります(金額によってタイミングは変わります)。

他社で買取ができなかった車や、年式が古い車、廃車を考えるような車でも、排気量ごとに最低買取保証額がついています。「最低」なので、同額かそれ以上が確定するという意味です。

  • 軽自動車(たとえばワゴンR、タント、パレットなど)・1500cc未満 …… 4万円
  • 1500cc以上 2000cc未満 …… 6万円
  • 2000cc以上 2500cc未満 …… 8万円
  • 2500cc以上 …… 10万円

車台番号が確認でき、車体や主な部品が大きく欠けていなければ、原則として対象になります。適用の条件は車の状態で変わるので、実際の金額は査定で確かめてください。

13年を超えていても、20万kmを超えていても、上の条件を満たせば対象になります。段ごとの金額は買取保証の表にあります。

「修理に15万円かけるか」を考える前に、LINEで車の写真と車検証を送れば、来店せずに最低いくらになるかが分かります。受付は24時間です。送ると、まず最低買取保証額がすぐに届きます。同時にROOTS Plusにも写真が届くので、すぐに査定に入ります。そのうえで、人が確認した正式なオンライン査定価格をお届けします。しつこい営業はありません。正直に成り立つ取引なので、写真の加工や、傷やへこみを隠すことはなさらないようお願いします。→ 無料で今すぐ買取価格を知りたい

まだ乗り続けるなら、何を見ておく?

廃車と決めない選択も、正しい判断です。その場合は、次の3つを覚えておくと、次に迷ったときの物差しがそろいます。

  1. 次の車検の見積もりが出た時点で、「これから直して乗り続ける費用」と「乗り換えの負担(次の車の取得総額−いまの車を売った手取り)」を並べて見直す
  2. 13年(ディーゼル車は11年)の自動車税と、13年・18年の重量税の段差を、家計に入れておく
  3. しばらく乗らないなら、一時抹消で税金を止める道がある

どうする?選択肢を並べる

選択肢 向いている人 先に知っておくこと
修理して乗り続ける 直して乗り続ける費用が乗り換えの負担より小さく、愛着がある人 13年・18年の税の段差と、次の車検の見積もり
一時抹消して置いておく また乗る可能性がある人 抹消中は自動車税が止まる。再登録には車検が要る
乗り換えのときに下取り 次の車を決めている人 古い車は0円提示や廃車費用の請求があり得る。下取り額は次の車の値引きと一緒に提示されることがあるので、車そのものにいくら付いているかが分かりにくい。買取の金額と並べてから決める
出口を持つ買取店に査定してもらう 「廃車=費用」と思って先延ばしにしている人 ROOTS Plusは自社工場・輸出・販売の出口を持ち、来店不要のLINE査定で金額が分かる。無料の範囲と最低保証の条件は上のとおり
自分で廃車手続きをする 平日に動けて手続きに慣れている人 永久抹消登録や解体届出そのものの手数料はかかりませんが、解体費・運搬費や証明書の取得費がかかる場合があります。手順は 廃車のやり方の記事 へ

廃車のタイミングでよくある質問

車は何年で廃車にするのが目安ですか?

決まりはありませんが、新車登録から13年で税金が重くなり、20年・20万kmが部品劣化の境目として語られます。

13年を超えると自動車税はいくら上がりますか?

ガソリン車・LPG車は13年を過ぎると自動車税がおおむね15%重くなります(ディーゼル車は11年が基準。電気自動車や、ガソリンを燃料とするハイブリッド・プラグインハイブリッドなどは対象外)。18年で上がるのは重量税だけです。

廃車手続きは何月にするのが得ですか?

3月中に抹消登録を終えると、翌年度(4月1日)の課税を避けられます。普通車の月割還付は抹消した月の翌月分から年度末までなので、3月に抹消した場合は当年度の還付は生じません。軽自動車税に還付はありません。

古い車でも買い取ってもらえますか?

部品・資源・海外輸出の出口を持つ店なら、値段がつくことがあります。ただし買い取れる条件は店ごとに違うので、出口と、引き取りや手続きの費用がかかるかを合わせて確かめてください。

廃車のタイミングは「出口」と「手元に残る金額」を確かめてから

13年・20万km・修理代の3つはよく挙げられる目安ですが、どれも「捨てる前提」の物差しです。その車をどこに出せるか(出口)と、最後に手元にいくら残るかの2つを足すと、修理するか、置いておくか、手放すかが数字で比べられます。決める前に1回、確かめる価値があります。

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出典:宮城県「自動車税のグリーン化(重課・軽課)について」(経年車重課の基準年数・対象外の車種)/宮城県「自動車税種別割税率一覧表」(抹消登録月までの月割)/仙台市「軽自動車税について」(13年経過の税率・還付なし)/国土交通省「令和8年度税制改正の大綱(抜粋)」(自動車重量税額:13年・18年経過)。自社の工場・輸出・販売の体制と実績、無料の範囲、支払いの時期、買取保証の金額と適用条件は、クルマ買取センター ROOTS Plusの案内に基づく(2026年9月時点)。最終更新:2026年9月20日

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