動かないバイクの引き取り方法|値段がつく理由と頼む先の選び方

動かないバイクも引き取ってもらえますし、部品や資源としての価値で値段がつくこともあります。当社はバイクの買取を行っていませんが、判断の仕方は四輪と共通なので、選び方と手続きをまとめます。

この記事は、事故で壊れた・エンジンがかからない・車検が切れている・何年も置いたままなど、動かない原付やバイクをどうするか調べている方に向けて書いています。

先にお伝えしておきます。当社が買い取るのは四輪の自動車で、バイクは扱っていません。それでもこの記事を書くのは、まだどこにも問い合わせていない段階で、任せて大丈夫な相手かどうかをご自身で見分けられるようになっていただきたいからです。

当社は仙台・札幌・東京の自社工場で、買い取った四輪を解体し、部品を取り、資源にするところまで自分たちで行っています。毎日その現場にいるので、動かない乗り物になぜ値段がつくのか、そして「この業者は引き取ったあと何をするのか」をどう見分けるのかが分かります。ここは四輪でもバイクでも同じです。

実際に電話をかけたり車体を引き渡したりしてからでは、やり直しがききません。読み終えたときに、連絡する前の段階で「ここはやめておこう」と判断できる——そこまで持っていくつもりで書きます。

不動車とは、故障や長い放置、車検切れなどで、自分で走らせられなくなった車やバイクのことです。動かないことと、値段がつかないことは別の話です。

動かないバイクに値段がつくのは、出口が3つあるから

「エンジンがかからないのだから0円だろう」と思われがちですが、乗り物の価値は走る道具としての価値だけではありません。動かなくなった車体には、次の3つの出口があります。

出口 何になるか 動かないことの影響
① 部品として使う エンジンが不調でも、外装・ホイール・マフラー・キャブレター・電装品などが中古部品として使われることがあります 走れるかどうかは直接は響きません。効くのはどこが傷んでいるかです
② 資源にする 鉄、アルミ、銅。解体して素材ごとに分けます 響きません。素材の重さと取引価格で決まるためです
③ 海外へ輸出する 日本で人気の落ちた車種が、海外では現役で走っていることがあります 車種と状態で変わります

とくにバイクは、生産が終わった車種の部品を探している人がいます。四輪よりも部品を個人で取り替える人が多く、外装ひとつでも需要が出ることがあります。ですので「動かない」だけを理由に0円と決まるわけではありません。

バイクならではの、3つの注意点

ここは四輪と違うところです。手続きの窓口は、排気量で変わります。一方、軽自動車税(種別割)は、排気量の区分にかかわらず4月1日現在の所有者への課税です。

排気量 区分 手続きの窓口
125cc以下 原動機付自転車 市区町村の税務担当課。仙台市では、登録している区の区役所または総合支所の税務担当課です。ナンバープレート・標識交付証明書・本人確認書類を持っていきます
125ccを超える 軽二輪・小型二輪 運輸支局(自動車検査登録事務所)。市区町村の窓口ではありません

まず自分のバイクの排気量を確かめてください。ここを間違えると、窓口に行っても手続きができません。

そして税です。軽自動車税(種別割)は、4月1日現在の所有者に課税されます。年度の途中で廃車しても、4月1日の時点で所有していれば、その年度分は全額を納めることになります。月割で戻る仕組みはありません。

次の年度の課税を避けるために3月中に手放すなら、3月31日までに廃車の申告を終えます。4月1日の時点で所有していれば、乗っていないバイクでも税を1年分払うことになります。基準日は仙台市の案内でも説明されています。

3つめは運搬です。バイクは四輪より軽く、軽トラックや小型のトラックで運べます。そのぶん引き取りに来てもらうときのハードルは四輪より低いのが普通です。「動かないから運べない」と考えて放置する必要はありません。

どこに頼むか。3つの選択肢

頼む先 特徴 向いている場合
バイク買取の専門業者 部品・資源・輸出の出口を持っているところは、動かない車体にも値段を出せます 金額を確かめてから決めたい場合
解体業者・スクラップ業者 素材としての価値が中心。引き取りは無料の場合が多い とにかく引き取ってほしい場合
バイク販売店 次の車体をそこで買うなら下取りとして扱われます。動かない車体は0円になりやすい 買い替えが決まっている場合

この表は傾向です。同じ業種でも店ごとに違いますので、次の3つを聞いて確かめてください。

事故で動かない原付を頼むときの伝え方

事故で壊れた原付も、部品・素材として残る価値と、運び出す条件を分けて相談します。まずは表のバイク買取専門業者か販売店に、事故車の引き取りを扱うかを聞き、費用と買取額が分かってから依頼先を決めましょう。

  • 事故で傷んだ箇所と車体全体の写真、外れた部品の有無を伝える
  • タイヤが回るか、ハンドルを動かせるか、車体を押して移動できるかを伝える
  • 保管場所の写真と、階段・狭い通路など搬出の障害になるものを伝える
  • 運搬・出張・廃車手続きの代行を含む支払額と、買取なら手元に残る金額を聞く

四輪であるROOTS Plusの無料引き取りや最低買取保証額を、原付にも適用できるわけではありません。バイクは当社の取扱対象外なので、引き取り先が示す車体・場所・書類の条件で判断してください。

業者に聞くこと。四輪でもバイクでも同じ3つです

  1. 「私が支払う費用はありますか。受け取れる金額はいくらですか」——引き取りの費用を別に請求される場合と、買取額から差し引かれる場合があります。手元にいくら残るかで聞くと、どちらでも答えが1つになります
  2. 「引き取ったあと、この車体はどうなりますか」——ここが一番効きます。部品・資源・輸出のどれかを自社でやっている業者は、引き取ったあとの売り先が先に決まっているぶん、運賃や手数料を引かずに済みます。「提携先に回します」で終わる場合は、その手間と運賃が金額から引かれることがあります
  3. 「見てから金額を下げることはありますか」——提示額が約束かどうかが分かります

看板や広告の言葉では分かりません。この3つを聞けば、業種の違いより先に、その業者の姿勢が分かります。

手続きは自分でやるのか

多くの業者が、廃車や名義の手続きを代行しています。ただし代行に手数料がかかるかどうかは業者ごとに違います。上の1つめの質問(手元にいくら残るか)で確かめてください。

ご自身で手続きする場合は、上の表の窓口へ行きます。ナンバープレートの返納に加え、廃車の申告など、区分に応じた書類の手続きが必要です。原付の必要書類は仙台市の「各種申告手続き」で確認できます。

ナンバープレートを紛失している場合は、先に警察署へ届け出て、届出日と受理番号を確認してから窓口へ行きます。盗難か紛失か、原付か軽二輪・小型二輪かで提出書類の扱いは異なるため、車体の区分と紛失の状況を窓口へ伝えます。

当社はバイクを扱っていません

あらためてお伝えします。クルマ買取センターROOTS Plusが買い取るのは四輪の自動車で、バイクの買取は行っていません。ですので、バイクについては上の3つの質問を持って、バイクを扱う業者をお選びください。

探すときは、ホームページに自社の工場や解体の設備が載っているかを見てください。出口を自分で持っているかどうかが、そこに出ます。載っていない場合は、2つめの質問で直接聞けば分かります。

四輪の車の場合は、当社でご相談いただけます

動かない四輪の自動車であれば、当社が引き取ります。査定、引き取り(レッカー込み)、名義変更などの手続きは無料です。提示した金額から後出しで差し引くことはありません。事故車、名義の手続きが残っている車も受けられます。カギがない場合はご相談ください。

ただし、所有者本人の必要書類がそろわない場合は買取も引き取りもできません。また、写真の加工や、分かっている傷・故障を隠して実車と違う場合の再査定は、根拠のない減額とは別です。ありのままの情報と誠実な査定、双方の協力が前提です。

公式LINEで写真・車検証・必要書類を確認し、対面では最終的な実車確認と書類の引き渡しを行います。出張・来店はどちらも予約必須です。こちらからお電話することは特にありません。LINEが難しい場合は、来店前にお電話ください。

仙台・宮城県北のクルマ買取センター ROOTS Plusを運営する株式会社ROOTSは、車の価値を再生することを事業の軸にしています。もう一度乗る形では難しい車でも、部品や素材としての価値や、海外での需要が残る場合があるからです。その価値を生かすため、車を出す先を自社で持っています。

  • 自社のリサイクル工場での解体・部品取り・資源化(仙台・札幌・東京の自社3工場。累計60,000台以上、年間15,473台)
  • 海外への輸出ルート(株式会社ROOTSの貿易事業)
  • 買取から販売までの自社の流れ

解体する車の値段は、エンジン・触媒・素材(鉄やアルミなど)の、その時の海外の相場で決まります。そのため、走った距離や年式では、ほとんど変わりません。

間に業者が入らないぶん、その分を買取価格に回せます。価格は1台ごとに積み上がった実売のデータが根拠です。

動かない四輪の車について詳しくは動かない車でも売れる理由と選び方を、手放し方の選択肢は車の処分方法は4つをご覧ください。

よくある質問

Q. 何年も置いたままで、ナンバープレートもないバイクはどうすればいいですか?

A. 警察署へ届け出て、届出日と受理番号を確認してから窓口へ行きます。ナンバープレートがないことを理由に手続きができないわけではありません。

Q. 自分のバイクの排気量が分からないときは、どう調べればいいですか?

A. 125cc以下なら標識交付証明書、125ccを超える場合は軽自動車届出済証または車検証に記載があります。書類が見つからない場合は、車体に貼られた型式のプレートから調べられます。

Q. 3月に手放そうと思っています。急いだほうがいいですか?

A. 次の年度の課税を避けるには、3月31日までに廃車の申告を終えます。4月1日現在の所有者に課税され、年度途中の廃車では月割で戻りませんので、3月に動く場合は日程に余裕を持ってください。

Q. バイクと四輪を両方処分したいときは、どうすればいいですか?

A. 四輪は当社でご相談いただけます。バイクは別の業者になりますので、お手数ですがそれぞれにご依頼ください。

まとめ

動かないバイクにも、部品・資源・輸出という3つの出口があります。だから動かないこと自体は、値段がつかない理由になりません。頼む先を選ぶときは「引き取ったあと、この車体はどうなりますか」を聞いてください。出口を自分で持っているかが、そこで分かります。

そして手続きは排気量で窓口が変わります。125cc以下は市区町村の税務担当課、125ccを超えると運輸支局です。次の年度の課税を避けるために3月に手放す場合は、3月31日までに申告を終えてください。

当社はバイクを扱っておりませんが、四輪の自動車であれば、動かない状態のままでご相談いただけます。受付は24時間です。送ると、まず最低買取保証額がすぐに届きます。同時にROOTS Plusにも写真が届くので、すぐに査定に入ります。そのうえで、人が確認した正式なオンライン査定価格をお届けします。しつこい営業はありません。正直に成り立つ取引なので、写真の加工や、傷やへこみを隠すことはなさらないようお願いします。→ 無料で今すぐ買取価格を知りたい

出典:仙台市「軽自動車税について」(課税の基準日・各種申告手続き)/東北運輸局「軽二輪の廃車手続き」。バイク非対応、四輪の自社工場・無料範囲・書類・査定条件はROOTS Plusの確認済み情報に基づきます。最終更新:2026年9月22日

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