本人の代わりに車を処分するには、所有者と頼まれた手続きを確かめ、普通車の委任状か軽自動車の申請依頼書を用意します。
この記事は、親や家族が窓口へ行けず、代わりに車の売却・廃車手続きを進めたい方に向けて書いています。
クルマ買取センター ROOTS Plusは、買取の際に車検証や所有者の書類も確認しています。その実務と公的な手続き案内から、書類を用意する順番と、普通車・軽自動車で混同しやすい点を説明します。
家族の車なら、委任状なしで処分できる?
家族であることだけで代理の手続きを進めず、本人の意思と所有者、必要な代理書類を確かめます。
委任状とは、誰にどの手続きを任せるかを示す書面です。車検証が車の身分証に当たるとすれば、委任状は「この手続きを、この人に任せる」という書面です。所有者本人の書類がそろわないまま、家族の名前だけで代わりに進めるものではありません。
まず車検証の所有者を見ます。電子車検証で所有者が券面に出ていない場合は、車検証閲覧アプリか自動車検査証記録事項を使います。ローン会社や販売店が所有者なら、その会社の承諾と指定書類・精算の手続きが必要です。
普通車と軽自動車では、何を用意する?
普通車は委任状、軽自動車は申請依頼書を使い、依頼する人と押印の扱いは手続き別に確認します。
| 車と手続き | 窓口 | 代理の書類で見る点 |
|---|---|---|
| 普通車の一時抹消登録・永久抹消登録 | 運輸支局 | 所有者の実印を押した委任状。発行から3か月以内の所有者の印鑑登録証明書も必要 |
| 軽自動車の一時使用中止・解体返納 | 軽自動車検査協会 | 申請依頼書。誰の依頼書が必要かは、選んだ手続きの案内で照合 |
| 普通車を売って名義変更する | 運輸支局 | 委任状だけでは足りず、旧所有者本人の実印を押した譲渡証明書なども必要 |
普通車を一時的に使わなくする手続きが一時抹消登録、解体した場合などに登録を終了する手続きが永久抹消登録です。申請の主体は所有者です(道路運送車両法第16条・第15条)。
軽自動車は返納の手続きを行います。たとえば解体返納の案内では、所有者以外が手続きするときに申請依頼書が必要とされています。「軽だから認印だけでよい」と一括りにはできません。
車検証・ナンバープレート・解体報告など、代理の書面以外に必要な物もあります。すでに使用をやめる手続きを済ませた車は別の案内になるため、普通車の手続き案内などで、今回行う申請の一覧を使いましょう。
委任状はどこで入手し、どう書けばよい?
普通車は国土交通省の様式を使い、代理人・手続き・車・依頼する本人の情報を順に記入します。
国土交通省の委任状PDFには、次の欄があります。申請する窓口や依頼先と手続きを決めてから記入すると、取り違えを防げます。
- 受任者:実際に代理で申請する人の住所と氏名を書きます。
- 委任する申請:移転登録・変更登録・抹消登録など、任せる手続きの種類を書きます。
- 自動車登録番号または車台番号:車検証と照合して記入します。
- 日付と委任者:依頼する本人の住所・氏名などを書き、手続きに必要な印を押します。普通車の一時抹消登録・永久抹消登録では所有者の実印です。
委任者は「頼む人」、受任者は「頼まれる人」です。氏名を逆に書かず、誰に何を任せるかを決めてから渡しましょう。名義変更も同時に頼む場合は、必要な委任事項がそろっているかを依頼先と照合します。
普通車の一時抹消登録・永久抹消登録で求められる印鑑登録証明書は、発行から3か月以内です。これを委任状そのものの一律の有効期限と読み替えず、書類ごとの条件を確認します。
書類を用意してから、どの順で進める?
本人の意思と書類を整え、車の引き渡しと申請を分担し、最後に完了書類を受け取ります。
- 車を売るのか、使用をやめるのか、解体するのかを本人と決めます。
- 車検証と現在の登録・返納状況を依頼先へ伝え、必要書類と委任する範囲をそろえます。
- 車やナンバープレート、書類を誰が渡すかを決めます。解体の手続きは、業者からの解体報告に合わせて進めます。
- 申請の完了が分かる書類を受け取り、税金・保険の精算を誰が行うかも整理します。
売却の代金や還付金を誰が受け取るかは、申請の代理とは分けて確認する事項です。申請を頼んだだけで、お金の受け取りまで任せたつもりにならないようにしましょう。
所有者が亡くなっている場合は、本人が依頼する通常の代理手続きとは分けて、相続の確認から始めます。相続や亡くなった直後は、ばたばたすることが多いため、ROOTS Plusへは時間をおいてご相談いただくことが多いです。本人の意思確認が難しい場合も、家族の判断で署名・押印を進めず、専門家に相談する必要があります。
代理手続き・委任状でよくある質問
軽自動車にも普通車と同じ委任状を使えますか?
軽自動車の窓口では、手続きに応じた申請依頼書を使います。普通車の実印・印鑑登録証明書のルールをそのまま当てはめず、軽自動車検査協会の案内から様式を選びます。
委任状を用意すれば、ほかの書類は不要ですか?
いいえ、委任状は代理で手続きするための書類であり、ほかの必要書類を置き換えるものではありません。所有者を示す車検証や、申請に応じた印鑑登録証明書なども必要です。
LINEで書類の写真を送れば、原本は渡さなくてよいですか?
写真による事前確認と、申請のための原本提出は別です。ROOTS Plusでも、LINEで必要書類を確認したあと、対面で最終的な実車確認と書類のお引き渡しを行います。出張・来店はどちらも予約必須です。
代理で処分を頼むと、費用はかかりますか?
代理の依頼先と頼む範囲で変わるため、車の引き取りと申請の費用を分けた見積もりで判断します。ROOTS Plusの買取では、査定・引き取り(レッカー込み)・名義変更などの手続きが無料ですが、所有者を示せる書類がない車は引き取れません。
車を手放す相談は、写真と所有者の書類から
ROOTS Plusでは、公式LINEで車の写真だけでなく車検証や書類も確認してから、正式な価格をお伝えします。いまの車を手放すなら、代理で相談していることと、所有者との関係を添えてお送りください。受付は24時間です。送ると、まず最低買取保証額がすぐに届きます。同時にROOTS Plusにも写真が届くので、すぐに査定に入ります。そのうえで、人が確認した正式なオンライン査定価格をお届けします。しつこい営業はありません。正直に成り立つ取引なので、写真の加工や、傷やへこみを隠すことはなさらないようお願いします。→ 無料で今すぐ買取価格を知りたい
出典:国土交通省「車を一時使用中止・解体・輸出するためには」/国土交通省「委任状」/国土交通省「車を売買等により名義変更するために必要な書類」/軽自動車検査協会「解体返納」/国土交通省「電子車検証について」。自社の書類確認・受付範囲はROOTS Plusの確認済み案内に基づきます。最終更新:2026年9月22日
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