廃車になった車はどこへ行く?解体・リサイクルから海外輸出までの旅

廃車として手放した車は、使える部品や金属資源として再利用され、まだ乗れる状態なら中古車として海外へ渡る場合もあります。

この記事は、長年乗った車が引き取り後にどう扱われるのか知りたい方に向けて書いています。

クルマ買取センター ROOTS Plusを運営する株式会社ROOTSは、自社工場で解体・部品取り・資源化を行い、海外への販売ルートも持っています。その実務から、車として使う道と、部品・素材として使う道を分けて説明します。

引き取られた車はどこへ行く?

状態と需要に応じて、車としての再販、部品の再利用、金属などの資源化へ進みます。

行き先 対象になるもの 次の使われ方
車として再販 まだ乗れる状態で、国内外に需要がある車 次の所有者が車として使う
部品として再利用 取り外して再使用でき、需要がある部品 ほかの車の修理などに使う
素材として資源化 鉄・アルミなどの素材 素材として回収し、再利用へ回す

部品として、次の車に使う

リサイクルパーツとは、車から取り外して再び使う部品のことです。エンジンやドアなど、使える状態かを確認した部品を再利用します。取り出せる数や売れる価格は車の状態と需要で変わるため、1台あたりの個数では約束できません。

金属などの素材として回収する

もう一度車として乗る形では難しくても、部品や鉄・アルミなどに価値が残る場合があります。部品として売る場合と素材として扱う場合では、価格を見る基準も変わります。

使用済自動車全体のリサイクル率は、平成25年度に約99%まで上がりました。国立環境研究所「自動車リサイクル技術」で紹介されています。

車のまま、海外へ販売する

まだ乗れる車は、国内だけでなく海外で車として販売できる場合があります。「古い」「10万kmを超えた」だけで国内での役目が終わるわけではなく、車種・状態と買い手の需要を確かめます。

中古車としての輸出は、解体して再資源化する工程とは別です。車として売る価格と、部品・素材としての価格を混ぜずに考えてください。

車の処分場では、どんな作業をする?

引き取った車を保管し、解体や部品の再利用、素材の回収へつなぎます。

「車の処分場」は、引き取りから解体までの施設をまとめて呼ぶことがありますが、すべての窓口が同じ作業をするわけではありません。仙台市の登録・許可業者名簿も、引取業者・フロン類回収業者・解体業者・破砕業者に分かれています。

解体する車を渡す先を選ぶときは、引き取りを受け付ける事業者と、その後に解体する事業者を分けて聞くと、車の行き先が分かります。部品や素材として再利用する流れと、車のまま再販する流れは、前の表のとおりです。

持ち込み・引き取りの前に準備すること

ROOTS Plusでは、公式LINEで車の写真と車検証を確認し、必要書類をご案内します。所有者本人の必要書類がないと、買取も引き取りもできません。出張・来店はどちらも予約必須で、対面では最終的な実車確認と書類の引き渡しを行います。

タイヤ・ドア・部品の単品の持ち込み処分は受け付けていません。四輪の車ごと手放す場合は、部品を外す前の状態でご相談ください。

リサイクル料金は何に使われる?

主に、エアバッグ類や破砕後のくずのリサイクル、フロン類の処理に使われます。

フロン類はエアコンの冷媒に使われるガスです。シュレッダーダストは、車を細かく砕いたときに出る、プラスチックやガラスなどを含むくずです。料金には、情報や資金を管理するための分もあります。用途は環境省の案内(Q6・Q7)で確認できます。

料金は原則として新車購入時に負担しますが、未払いなら使用を終えた車を引取業者へ渡すときに負担します。後付けしたエアバッグやエアコンについて追加の料金が必要になる場合もあり、「廃車時には一切払わない」とは言えません。環境省のQ4・Q6を確認してください。

解体する車の値段を、ROOTS Plusではどう見るか

仙台・宮城県北のクルマ買取センター ROOTS Plusを運営する株式会社ROOTSは、車の価値を再生することを事業の軸にしています。もう一度乗る形では難しい車でも、部品や素材としての価値や、海外での需要が残る場合があるからです。その価値を生かすため、車を出す先を自社で持っています。

  • 自社のリサイクル工場での解体・部品取り・資源化(仙台・札幌・東京の自社3工場。累計60,000台以上、年間15,473台)
  • 海外への輸出ルート(株式会社ROOTSの貿易事業)
  • 買取から販売までの自社の流れ

解体する車の値段は、エンジン・触媒・素材(鉄やアルミなど)の、その時の海外の相場で決まります。そのため、走った距離や年式では、ほとんど変わりません。

間に業者が入らないぶん、その分を買取価格に回せます。価格は1台ごとに積み上がった実売のデータが根拠です。

廃車を考えている車も、年式や距離だけで価格を決めません。再販できるかを確認し、もう一度乗る形では難しいときは、部品や素材の状態から価格を確かめます。

他社で買取ができなかった車や、年式が古い車、廃車を考えるような車でも、排気量ごとに最低買取保証額がついています。「最低」なので、同額かそれ以上が確定するという意味です。

  • 軽自動車(たとえばワゴンR、タント、パレットなど)・1500cc未満 …… 4万円
  • 1500cc以上 2000cc未満 …… 6万円
  • 2000cc以上 2500cc未満 …… 8万円
  • 2500cc以上 …… 10万円

車台番号が確認でき、車体や主な部品が大きく欠けていなければ、原則として対象になります。適用の条件は車の状態で変わるので、実際の金額は査定で確かめてください。

解体を考える車でも、上の条件を満たせば保証の対象になります。部品を外す前に、車全体の状態を見せてください。

  • 査定・引き取り(レッカー込み)・名義変更などの手続きは無料
  • 車の写真と車検証を先に確認し、人が正式なオンライン査定価格をご案内
  • 傷・故障を隠さず、写真と実車の状態が一致することを前提に、提示額から後出しの費用を差し引かない

廃車後の行き先でよくある質問

思い出のある車は、どのように扱われますか?

車・部品・素材として生かせる価値を確認します。残したい物や気になる部品があれば、引き渡す前に当社へご相談ください。

輸出されるか、解体されるかを選べますか?

ご希望だけでは確約できず、車の状態と需要の確認が必要です。査定の際に、想定する行き先をお尋ねください。

リサイクル料金は返ってきますか?

解体する場合と、中古車として売る場合で扱いが違います。解体では処理に使われ、中古車の売買では資金管理料金を除く分を次の所有者から受け取る扱いが案内されています。環境省のQ7・Q9を踏まえ、見積額に含むかを確認してください。

引き取り後の行き先と、手取り額を確かめる

車の写真と車検証、気になる故障や傷を公式LINEへお送りください。部品を外したり運搬を手配したりする前に、今の状態の価格を確認できます。受付は24時間です。送ると、まず最低買取保証額がすぐに届きます。同時にROOTS Plusにも写真が届くので、すぐに査定に入ります。そのうえで、人が確認した正式なオンライン査定価格をお届けします。しつこい営業はありません。正直に成り立つ取引なので、写真の加工や、傷やへこみを隠すことはなさらないようお願いします。→ 無料で今すぐ買取価格を知りたい

出典:環境省「知っておきたい自動車リサイクル法」Q4・Q6・Q7・Q9(料金の支払い・用途・中古車売買時の扱い)。自社の工場・販売・査定・無料範囲・保証はROOTSの確認済み情報に基づきます。最終更新:2026年9月22日

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